3.拘置所編 38話「色褪せていた景色」
裁判所へ向かう車中で、慣れ親しんだ街並みも今日は違って見えた。いつもと何ら変わらないはずなのに、しばらく見られないと思っているからなのか、色褪せたように感じる。裁判所に着き、長い廊下を法廷へと進む。刑務官の靴のコツコツという音と、履き慣れた...
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