1.自由に生きていた頃

1.自由に生きていた頃

3話「自由と呼んでいた夜」

夜の世界で働くようになってから昼とは違う空気の中にいる感覚があった。開放感があって、その頃の自分には、それが「自由」に見えていた。ラウンジではチーフとして働いていた。店のママは経営者で、仕事上の関係だったはずが、気づけば男女の関係になってい...
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2話「どこにも腰を下ろさなかった頃」

高校を中退して、料理の世界に入った。見習いとして働き始めたその頃の自分は、働いているというだけで、もう大人になった気でいた。仕事は真面目にやっているつもりだった。その一方で同棲している女性がいながら、他にも何人かの女性と関係を持っていた。当...
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1話「自分勝手な人生を自由と呼んでいた」

振り返ってみると、自分の人生のターニングポイントには、良くも悪くも、必ず女性が関わっている。それは誰か1人のせい、という話ではない。問題は、自分の側にあった。女性との関係を通して自分が何を欲しがり、何から目を背け、どこで責任を置き去りにして...
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